眼科医によるレーシック
1. レーシックを開始する訳
レーシックは、1997年にアメリカのFDA(厚生労働省にあたる)にて認可され10年以上が経過した治療です。以後、アメリカでは徐々に手術数が増加し、2006年にはアメリカでは70万人以上の患者さんが治療されています。地球規模では180万人の患者さんが治療されているとのことです。日本でも2000年に厚生労働省により認可されておりましたが、実際に治療を受ける人数は少数でした。しかし、2005年以降、年間50%増で治療が増加し普及してきました。2007年には10万人の患者さんが治療を受けていると言われています。
我々の施設でもレーシックを受けた後の患者さんが訪れることも最近では稀ではありません。通常の結膜炎や緑内障の患者さんもおられました。また、2007年と2008年には、レーシックの治療前に網膜に穴が開いている方の治療も担当しましたし、網膜剥離が実際に発生している方の手術も担当しました。これ以上のペースでレーシックの増加があれば、眼科疾患を有する患者さんがレーシックを希望する確率も増えるのではないかという心配も出てきました。レーシックは、レーシック専門施設で行われる事例も多かったのですが、やはり眼科専門施設でも一定の治療を行ってゆく必要性を感じたのがレーシック開設の理由です。